機関紙「繋ぐ」



あけまして

    おめでとう

       ございます。

 

 

会員の皆様方、平穏な元旦を迎えられたこと、
お慶び申し上げます。

新型コロナ禍で不自由なことも、
おありかと思いますが、感染防止に
心掛け、元気な日々を送れることに
感謝し、イベントや福祉活動に参加
して下さることを願っています。

 

 

 

 

♦小黒啓子市議と語る会を開催♦

8月9日(日)、三方原協働センターにて、
小黒啓子市議より浜松市の現状報告をお話し
して頂き、相談員との意見交換もして頂きました。
「浜松市における新型コロナウイルス
予防対策等の現状」
「浜松市篠原町野球場建設の現状」
「福祉交流センター大規模改修計画の問題点」
「政令都市浜松市における区割り問題の現状」
「難病者に対する障がい者手帳問題」
「新型コロナ支援制度(国民健康保険料と
介護保険料の減免・家賃補助)」
 意見交換として、相談員からは
「コロナ問題としてニューヨーク方式について」
「難病者に対する障がい者手帳の取得の難しさ」
「障がい者の憩いの場所確保のお願い」
などが意見として話題に上がりました。

 小黒啓子市議には、平素より、弱者の力になりたいと、格別なご厚情を賜りまして、この場を借りて、厚く御礼申し上げます。


♦輪投げ&フライングディスク大会開催♦

 9月13日(日)B&G財団三ケ日アリーナで10時プレイ開始
毎年恒例の吹き矢は、コロナ禍の中感染防止の為輪投げに替えて行われました。狙いはつけているのですが、思うように入らず、歓声や応援の掛け声が、体育館内を響き渡っていました。



♦グランドゴルフ大会♦

【新城会場】
 10月4日(日) 新城総合公園にて、新城身体障害者福祉協議会の方とスポーツ交流をしました。浜身協からは6名の理事が参加しました。新身協の方と併せて48名がプレイ開始しました。

【浜松会場】
 10月25日(日) 細江芝生総合公園にて、新城身体障害者福祉協議会の方25名をお迎えして、秋空のもと、プレイ開始しました。バスを貸し切りにして来ていただいて、友好関係を築き、スポーツでは1球1球に狙いを定め奮闘しました。
 新城会場と浜松会場の違いは、砂地か芝生です。砂地に慣れている方は、芝生に球の行方を左右されます。また芝生に慣れている方は、いつものように打ってしまうと勢いがついてします。次回のプレイを楽しみにしています。

【成績発表】
1位…平井邦治さん/55点     
2位…犬塚寿美江さん/59点
3位…兼子とみ江さん/60点

【ホールインワン賞】
平井邦治さん・けい子さんご夫婦


♦障がい者週間作品展♦

 11月27日~12月4日浜松市役所にて、障がい者の方々が丹精込めて制作した作品が、展示されました。今年は参加団体が増えた為、例年より展示する場所を縮小されました。コロナ禍の中、会場へお出掛け出来なかった方の為にも、細かく作品を広報誌に掲載することにしました。

全体写真・倉橋千弘さんの書道・兼子とみ江さんの手提げ袋とマスク・杉田幸太郎さんの絵・浅羽りなさんのちぎり絵
今年は何と言っても“コロナ”いろいろなマスクが登場しました。

【今後の予定】
 
1月24日(日)オセロ交流会を、
福祉交流センターにて、開催します。
豪華参加賞を用意しています。
奮ってご参加ください。

 今後の“コロナ”影響をみながらですが、吹き矢という競技種目は残しつつも、ダーツという競技も取り入れることが出来るかどうか、検討中です。

 今年もいろいろと、計画しております。
宜しくお願い致します。

 

 

 

支部便り

★ひのきしん★
雄踏舞阪支部 日高正博さん
 鹿児島の枕崎で幼少を過ごし、父親の関係で天理市に、
天理教の導きを得、天理の道をひたすら歩み「ひのきしん」に
邁進した青春時代でした。その後、雄踏町つるが丘団地の住民に、運転ボランティアや地域美化運動、地区老人クラブの再生など天理道を守り頑張りました。これからの残りの人生も、常に「ひのきしん」精神で地域貢献したいと思います。

★難病からの中途障がい者★
 26歳の誕生日を12日過ぎた朝、突然にして、立つことも歩くことも出来なくなってから約2年半の歳月が過ぎました。その間、麻痺は全身に及び、四肢の自由がなく、視野欠損・難聴・右顔面の感覚異常による構音障害にも悩まされています。今度は永久ストマ―(人工肛門)…元々麻痺の影響で、排出も思うように出来なかったが、皆と同じようにあった物が、また一つ無くなってしまう。私の話を聞いた健常者のほとんどの方から「私だったら…耐えられないです。」という反応が返ってきます。私自身、完璧に自分の障害を受容できているとは言えないけれど、あの日から必死に生きてきた中で、1つ言えることがあります。それは「当たり前に明日が来る幸せと普通に生きられる喜び」を知る者は、どんな時も強いということではないかと思います。
 今はコロナ禍の中、毎日、自殺のニュースを見聞きします。辛いことがあって今は、もうダメだと思われているのでしょう?この私も2年半もの間、心の中はいつも乱高下の毎日でした。でも今は、生きいて良かったと思います。皆さんには自由に歩いて行ける足があります。命があって良かったと思える時が、いつかきっと来ます。だから生きてください。私の心に響いた詩があります。

【お知らせ】

会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力しています。しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。
1年に1人1回の掲載上の制約はありますが、「散文」「詩」「俳句・短歌・川柳」「ご意見・ご要望」など、気軽に投稿をお願いします。原稿は年中受付をしております。

*原稿の送り先 〒432-8052 浜松市 南区 東若林町1163-3
TEL/FAX 053-571-2098 浅羽 喜久子
 浜身協HP=http://hamamatusintaifukusi2843.net




「総 会」

 新型コロナウィルスの影響で開催できず、役員会をもって総会に替えることにしました。役員8名と相談員4名の書面決裁をいただき、原案どおり可決されましたので、未消化の昨年度のイベントも催行が可能となれば、計画していきたいと考えております。
その節には、多数の参加をお願い申し上げます。

◆「イオン・しあわせの黄色いレシートキャンペーン」
 イオンのしあわせの黄色いレシートキャンペーンにて59,300円をいただきました。商品の下見をし、注文をして後日、受け取りに参りました。総会の参加者に配布する予定でしたが、新型
コロナウィルスの影響で中止となりましたので、新年度の入会者に対して、ティッシュ1梱(5箱)を返礼品として、役員を通じて配布していただきます。
どうぞ、受領していただきますように、又、会への御協力を合わせてお願い申し上げます。
◆新任障害者相談員

 南区に新しい障害者相談員が誕生いたしました。
浅羽喜久子さんです。5月1日付で相談員の仲間に入りました。皆さんと一緒に勉強しながら、頑張って参りますので、宜しく
お願い致します。









 ◆オセロ大会開催



 1月26日 雄踏さつき荘にて、8人の会員による大会が開かれました。結果は下記の通りでした。




1位 兼子 とみ江さん
2位 二橋 眞洲男さん
3位 山田 勝子さん
3位 坂田 武久さん
参加していただいた会員の皆さん、有難うございました。
次回の大会も、宜しくお願い申し上げます。

◆ふれあいレクレーションスポーツ大会開催

 3月1日、浜松市三ヶ日B&G
海洋センターにて、ふれあいレクレー
ションスポーツ大会が行われました。
各支部が一致団結し、また新城市
身体障害者会の皆さんとスポーツを
通じて交流を深めることができました。
春を感じながら、すがすがしい汗を
流す事の喜びを分かち合いました。

◆グラウンドゴルフ大会開催

 6月7日お天気は曇りでした。
新城市の方も参加して頂き、46名が
細江総合グラウンド10時プレイ開始
クローバーの花に、悪戦苦闘されながら
歓声や笑い声が響いた大会でした。

1位 52 三ヶ日 鴨川さん
2位 62 三ヶ日 二橋さん
3位 63 細江  内山さん


スポーツ基本法

 ◎障害者が自立的かつ積極的にスポーツを、行うことが
出来るよう、障害の種類及び程度に応じ必要な配慮をしつつ
推進

 ◎スポーツを行う者に対する不当な差別的取扱いの禁止
スポーツに関するあらゆる活動を、公正かつ適切に実施する
ことを旨として、スポーツに対する国民の幅広い理解及び
支援が得られるよう推進

 上記の通り定められております。私達障害者がスポーツを
通じて福祉の増進と親睦の輪が広がることを願っています。



支部便り
 ★浜身協議会と共に
浜松支部長 竹内太作
 思いおこせば昭和29年、県身障連合会、浜松授職所職員となり、
この年に浜身協会に入会、その後施設の仕事をしながら、浜身協の仕事を手伝いました。この時期に私は、車の運転免許も取得しました。昭和34年静身連は、福祉法人静岡県身福祉会と名称が代わり、その頃の収益事業として、トンボ鉛筆の販売、各小中学校から、沢山の注文があり、施設の間を車で配達、数量の多い時は
大変でした。
 その後、相談員に任命され、平成6年施設を定年退職し、浜松市代表で、県福祉会評議員(理事)も2年間務めました。
 浜松市も政令指定都市となり、酒井会長の後、現在も支部長として在籍していますが、89歳になった自分がいつまで出来るのか?と思う今日この頃。
                             

俳句 【会員の作品】









◆頭の体操  挑戦してみてください
 *ナンバークロス

*漢字クロスワード

  

◆今後開催予定
* 9月 6日 吹き矢・F.D大会
       三ヶ日B&G         
*10月 4日新城障害者会
G.G大会 新城グラウンド
*10月18日 G.G大会            
     細江グラウンド




【お知らせ】
【会員だけのメリットですよ!】
会員証提示をすれば、割引されます。

遠鉄グループホテル九重
ウェルシーズン浜名湖 5%割引 TEL (053) 487-1112
坂下スポーツ 雄踏町 TEL (053) 592-1938
東海家具流通センタ- 寝具やカーテン等の販売 TEL (053) 460-6121
クラゼミ大学予備校 事務局長経由で割引を
してもらえます TEL/FAX(053) 592-1596
大和屋(お菓子店) 雄踏町 TEL (053) 592-1079
丸吉堀江商店シラス 舞阪町 TEL(053)592-0148
丸山一夫マッサ-ジ 早出町 TEL/FAX(053) 461-1677




  
会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力しています。しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。
1年に1人1回の掲載上の制約はありますが、「散文」「詩」「俳句・短歌・川柳」「ご意見・ご要望」など、気軽に投稿をお願いします。
 原稿は年中受付をしております。

*原稿の送り先 〒432-8052 浜松市 南区 東若林町1163-3
TEL/FAX 053-571-2098 浅羽 喜久子
 浜身協HP=http://hamamatusintaifukusi2843.net



 

令和 2年 (新年号)  第5号

 


  あけまして
      おめでとう
          ございます。

 



令和になって最初の新年を迎えるにあたり会員の皆様方は平穏な日々を過ごされていることとお慶び申し上げます。
本年も役員一同、力を合わせて会の為、会員の為、努力を惜しむことなく協力して参ります。皆様方の御支援宜しくお願い
申し上げ挨拶といたします。 

浜身協会長 二橋眞洲男

 



◆ 吹き矢、F.D大会 

  10月6日(日)B&G海洋センターにおいて
 恒例の健康吹き矢とF.D大会が開催され今回の大会には
 新城市と東浦町の方々にも参加要請し49名の大会でした。
午前中に吹き矢、午後はF.Dを行いそれぞれの
 上位入賞者は下記の通りです。

NO 名 前 支部名 得点
1位 平井邦治 細江 261
2位 堀越雅次 細江 258
3位 二橋眞洲男 三ヶ日 243
4位 小川博美 東浦 223 
5位 水野峯雄 東浦 219
 【健康吹き矢】        【F.D】
NO 名 前 支部名
1位 二橋眞洲男 三ヶ日
2位 渥美 潔 雄踏舞阪  
3位 長谷川 浩 浜松
4位 兼子とみ江 浜松
5位 北山 國嗣 細江

他地区より大会に参加していただき楽しく交流が
出来ました。


◆ 三地区交流会

10月24日(木)新城市設楽原歴史資料館にて新城市と
東浦町、浜松市の会員が集まり長篠城の戦いについて
学芸員の説明を受けました。身近なところの戦いなので大変
興味深く話が聞けて勉強になりました。
午後は健康吹き矢の交流大会が行われ有意義な交流が
行われました。


◆ 小黒市議を迎え懇談会

11月10日(日)三方原協働センター本部役員会に於いて
  本会のかかえる諸問題と障害者の現状等を知ってもらう為に
  小黒市議と懇談し障害者にとってよりよい、住みやすい
  浜松市を作り上げていく為に知恵を出し合い協力していく
  ための勉強会になればと考えています。

同好会の会員募集

卓球、ボーリング、麻雀、オセロ等の活動をしておりますが、
 より一層 みなさんの 参加をいただき、サークル活動を発展
 させていきたいと考えています。それぞれの同好会に複数加入
 も出来ます。多数の皆さんの加入をお願いします。

◆ 申込み先 

卓球  毎週土曜日   兼子とみ江   090-3959-8207
ボーリング 第1第2木曜日 原田 直子 090-8325-4718
麻雀    毎週土曜日   倉橋 千弘 053-592-1596
オセロ     兼子とみ江 090-3959-8207




◆  「障害者週間」作品展示
場所:浜松市役所本庁舎1階ロビー
期間:令和元年11月22日(金)~11月29日(金)

作品出点者
◎ 本部役員の  「紙上」名前あそび(第3号掲載)
二橋会長、 倉橋、藤井、宮司
兼子、長谷川、篠原


◎ 雄踏舞阪支部 「書」開経偈(かいきょうげ)  倉橋千弘
       「松下幸之助の言葉」   田中みどり
       「手芸」花篭       加茂良子


◎ 細江支部 「写真」         北山末子
       「写真」         北山國嗣
       「手芸」         山田勝子


◎ 浜松支部  「手芸(人形、帽子、バッグ)」兼子とみ江
       「写真」       長谷川浩
       「写真」       杉田幸太郎


「ちぎり絵」      篠原浩子
       「手芸」        高橋千賀子


出点数:なまえ8点、書2点、写真5点、手芸14点、ちぎり絵1点


支部便り

✤ 「継続は力なり、しかし、あまり無理をせず」 

雄踏舞阪支部長 倉橋千弘

昨年、地区老連芸能祭で石川丈山作「富士山」を朗詠した。
 久しぶりの吟詠、緊張のあまり音程を高くとりすぎ声が、かすれ
 散々であった。詩吟は、体の中から声を振り絞り思い切り発声
するため心肺機能を拡張させ身体に良いとされる。
いくら下手でも長年やっていると吟じ方は忘れないが、声が
出ない。「継続は力なり」というが正にその通りである。
我が人生「この教訓を忘れず、しかし、あまり無理せず、張り切らないで、ゆったりした一生を」と考える毎日である。


✤ 「お陰様で」      雄踏舞阪支部  村石重剛

 「お陰様で」御年80歳になりました。まず、家族に感謝
します。そして、多くの方々の温かい温情や励ましに深く
感謝申し上げます。私は、若い時から「お役を戴いたら、喜んで一生懸命、誠心誠意そのお役に報いるよう努力」してまいり
ました。これからの人生、全てにおいて「やってやるのではなく、 やらせてもらう」という心構えで生きていきたいと考えます。
そして「お陰様で」という言葉を大切に心に留め人生を全うしたいと思います。 

✤               細江支部  山田勝子

 誰でも自分の年齢が積み重なると少しずつ体力、能力が低下していくのが身に感じますが、皆さんは如何ですか?今努力して
いる事は、仲間同士交流、スマホ、パソコン、料理、福祉関係等の知らない事を話し合う事によって良い情報関係を知り学び、
刺激を受けています。これからも今以上に努力していきたいです。

【おしらせ】


【 会員だけのメリットですよ!!】

  会員証提示をすれば、割引されます。

(1) 遠鉄グループホテル九重  ウェルシーズン浜名湖

    5%割引 TEL(053)487-1112

(2)坂下スポーツ 雄踏町

TEL/FAX (053)592-1596

(3)東海家具流通センター寝具やカーテン等の販売

(4)クラゼミ大学予備校 …事務局長経由で割引してもらえます。
               TEL/FAX (053)592-1596          

(5)大和屋(お菓子店)雄踏町

(6)丸吉堀江商店シラス 舞阪町

(7)丸山一夫マッサージ 早出町 TEL/FAX(053)461-1677

 


【文 芸 集】第2弾   ご挨拶  会長 二𣘺眞洲男

合併10周年を迎えることが出来ましたことは役員を始め会員の皆様方のあたたかい御支援と御協力によるものと、こころより深く感謝申し上げる次第でございます。機関紙「つえ」の発行も滞ることもなく順調に行ってまいりました。10周年の記念事業として「文芸集」第2弾を発行するに当たり会員の方々より寄せられた作品をまとめてみました。これからもイベント等の参加のみならず「つえ」或いは文芸集への寄稿をお願い申し上げ皆様といっしょに創り上げて参りましょう。

目 次            

【詩】 今宵ひとりで       会 長 二𣘺ますお 

【詩】 紫陽花          事務局長 倉橋 千弘

【短 歌】            雄踏舞阪支部 内山 京子

【詩】 追 憶          浜松支部 篠原 浩子

【短 歌】            雄踏舞阪支部 倉橋 千弘

【詩】 去年の秋         会 長 二𣘺ますお

【短 歌】            浜松支部 篠原 浩子

【詩】              事務局長 倉橋 千弘

【俳 句】            浜松支部長 竹内 太作

【俳 句】            水窪支部  駒子百合子

【俳 句】            水窪支部 田辺 もん

 

《 今宵(こよい)ひとりで 》     二橋ますお    

       窓の灯(あかり)が ひとつづつ     

       淋しく消えてゆく 今もまた

         わたし独りが 淋しいの

         夜の静寂(しじま)が 淋しいの

 

       夜のとばりが 降りるころ

       あなたでてゆく 帰ってく

         そんなあなたが 哀しいの

            うしろ姿が 哀しいの

 

       部屋に独(ひと)り のこされて

         時間(とき)がぼんやり 過ぎてゆく

         わたしひとりで 朝を待つ

         あてない今宵(こよい)も あなた待つ

 

   [詩] 《紫陽花》  雄踏舞阪支部 くらはしちひろ

  紫陽花は ジュンーブライト 愛の花

  梅雨に美しく咲く 七変化 万華鏡

  紫陽花は微笑む 「あったかい世界をありがとう」

  紫陽花は 平和の花 君の花 

 

      紫陽花は ジュンーブライト 恋の花

      梅雨に美しく咲く 七変化 虹模様

      紫陽花は 微笑む 「優しい心をありがとう」

      紫陽花は 平和の花 心の花

 

         紫陽花は ジュンーブライト 幸せの花

         梅雨に 美しく咲く 七変化 人の道

         紫陽花は 微笑む 「大切に育ててくれてありがとう」

         紫陽花は 平和の花 命の花  

 

   [詩] 《追憶》   浜松支部   篠原浩子

 

      父は海軍兵学校卒 海軍中佐

      伊8号の潜水艦長

      31歳で乗組員157名と戦死

        あだ名はバラスト

      自分の失敗を後輩に伝えた

          幼き頃 父はどこにいるのか 尋ねた

          母は空のうえだよ 

          飛行機の灯に向かって

          「おとうちゃん、おとうちゃん」と手を振った

             笑いながら、嬉しかった

              軍人病院に兄と姉が入院していた

              母が父を見送ったのはその時

              潜望鏡が壊れ、帰りの燃料も持たず南西諸島に出航した

              アメリカの駆逐艦、モリソン号、ストック号に撃沈された

              最、父の話を聞いておけば よかった

              時間がユッタリあったのに もう、母はいない

 

   [詩] 《去年(こぞ)の秋》   二橋ますお   

 

    想いおこせば 去年(こぞ)の秋

   愛しの君と 巡りしは

     遠き昔に 繁栄(さかえ)しの

      夕日に染まる 港(みなと)巷(まち)

 

   異国の丘に 並び傍(た)ち 

   遙かに望む くに境

     旅人達の群がりに

      紛(まぎ)れてからめた 指と指

   導(つた)わるほのかな 温もりは

  今も忘れじ 去年(こぞ)の秋

 

[詩] 《孫》  雄踏舞阪支部 くらはしちひろ

 

朝、孫が「おじゃまします」とやってくる

チラシを見せて「玉子特売」という

「今日はオムライス」と言うと「うん」とうなずく

一瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

一瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

 

朝、孫が「おじゃまします」とやってくる

「きのう夜、蚊に刺された」と見せると

飛んで行って虫刺され液を持って来る

一瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

 

、孫が「おじゃまします」とやってくる

買ったお菓子を仏様に持ってきてそっと置く

「むにゃ、むにゃ」と小さな手を合わせる

一瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

瞬の静寂のあと、心に幸せがこみあげてくる

 

【詩】

    調香師ゲランが日本の女性の名前をつけた

        香水「ミツコ」に寄せて 理事長 二𣘺ますお

    ○  フランス生まれの香水に

       あなたの名前が ついています

         男ごころを 惑わすような

         ゲラン「ミツコ」の香りです

 

      日本の女性の名のついた

        フランス生まれの 香水は

         熟(う)れた女性(おんな)に よく似合う

         ゲラン「ミツコ」の香りです 

    

       微か(かすか)に匂う 香りに魅かれ

     うしろ姿に 眸(め)をやれば

           別(わか)離(れ)れた女性(ひと)によく似てる

        ゲラン「ミツコ」を想い出す

 

     ミツコの香りは あなたの香り

     微かにゆれる 「ミツコ」がゆれる

        「ミツコ」の主を 捜しける        

        「ミツコ」の香りを 捜しける

 

あとがき

たいへん多くの会員の皆様より寄稿いただき有難うございます。お蔭をもちまして文芸集第2弾が発行出来ましたことを心より感謝申し上げます。12市町村の福祉会が合併し10年を経過し、会員の減少と高齢化で組織の弱体化が心配されています。様々な活動、イベント等を通じて会員の皆様といっしょに会の存続と維持に最大の努力をして参りたいと考えています。これからも皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げます。  




平成 30年   第4号 (7月)


◆ 「NPO法人を返上」

会員の高齢化と減少に伴い支部の退会に依り、NPO法人の運営が困難となりましたので法人を返上することに致しました。


◆「イオン幸せの黄色いレシート作戦」贈呈式に参加

  4月13日(土)イオン市野店において行なわれた、幸せの
 黄色いレシート作戦の一年間の集計がまとまり贈呈式が行われました。役員と会員の皆様の御協力により、本会は82,100円分
の商品を頂きましたので会の為、会員のために有効に利用して
いきたいと思っています。


◆「第5回浜松市身体障害者卓球大会」

  5月12日(日)浜松市浜北体育館において静岡県内より各選手が集まり

卓球大会が開催され、二橋会長の挨拶から始まりました。


トーナメントA 優勝 喜多信行
2位 天野良雄
3位 袴田志穂、工藤雅治
トーナメントB 優勝 藤森隆市
2位 牧田 勇
3位 内山瑞貴、本間天悠
車椅子 優勝 山田健二
2位 藤本 仁
3位 小林辰也
【成績表】




「現実と幻想の空間(はざま)」にて   兼子とみ江
 
 生きている、皆と活動をしているし、畑仕事もしている。
時に考え、時に苦悩し、また時には急ぐ時もあれば、
何時間もゆったりとする事もある。
何をしても罪悪感のないまま、いつもの様にいつもの如く行動し、
いつもの時間になればいい。
「夢、幻」現実と分かっていても有りえないような現実の生活の中に、
有りえない幻想が混在して、
不可思議と想える日々を過ごしている。
その仮想空間には、自らが存在し、
夢物語のような現実が存在し続けて、
不思議な時間を何となく過ごしている。

◆「グラウンドゴルフ大会開催」

 5月18日(土)細江総合芝生公園にて42名参加で
10ホール×2回行われました。

NO 名 前 支 部 名 打 点
1位 坪井幸弘 三ヶ日 59
2位 安形光枝   〃 62
3位 犬塚須美江   〃 63
4位 森田泰伍   〃 65
〃 鴨川和弘 〃 〃
〃 石原二三雄  細 江 〃
〃 天野時夫   〃 〃
【成績表】




◆  三地区交流会

10月24日(木)新城市設楽歴史館において
三地区の交流会開催の予定です。
浜松からも役員の皆さんに参加していただき
浜松の会の運営の参考になればと考えています
交流会において外部の方々との意見交換を積極的に
行い意識の向上を計っていきましょう。

◆  会の存続に苦慮 ‼

会員の高齢化が進み、会員の減少が続いております。
天竜支部、引佐支部の退会もありましたので遂に200人を切る事に
なってしまいました。
役員のなり手がないという理由ですが、残った
4支部で力を合わせて、これまでどうりのイベントを
開催していきたいと考えています。
役員と会員の皆様方の御協力をお願いいたします。

追記
 会員3名まで減少した雄踏支部ですが、支部長の御尽力で22名までに復活させていただきました。
有難うございます。 

【詩】         にはし ますお

  ・も一度逢いたい 逢いたいと
    想う余りに夢を見た
   手にてを取りて 二人して
    伊良湖岬の白砂の
   恋路ヶ浜を 歩きたい

  ・霧がたちこめ 音もなく   
       重く静かに 流れくる
      周囲(まわり)の景色を かき消すように
雨上がり 想いに沈む昼下がり
    

       ・想いあまりて 抱き寄せた
         細く小さな 君の肩
        優しくふるえる 唇は
         せつなく温(あつ)く 燃えていた

   
            支部便り

✤ 旧引佐三町のスポーツ大会  三ヶ日支部長 石田文男

私が学校を卒業した昭和41年以後引佐、細江、三ヶ日のスポーツ大会がありました、三町持ち廻りで担当支部を
替えて、玉入れ、魚つり等いろいろ競技をおこなって
来ました。参加すれば景品をもらえると言う事で、多くの
皆さが参加しました。スポーツ大会が終わってからは、グランドゴルフ大会に替わりました。三町の引佐、細江、三ヶ日の順番で今年度まで行いました。引佐支部が高齢化に伴い
会員の減少で三町の長い歴史がありましたが、3月22日の
退会をもって終止符を打つ事になりました。これも時代の流れかと一人つぶやいています。
 

✤  川売り地区の梅畑にて  愛知県鳳来町

        三ヶ日町下尾奈  犬塚須美江

 

○ 山けむる ごとく白き 梅の花
○ 友と来し 梅咲く里で 五平餅
○ ふるまいの 志ることに和む 梅の里
○ 千枚田 昔の暮らし 偲びみ

○ 千枚田 梅 桜咲きて 春模様

○ かたくりの 花咲き乱れ 車止め

○ 令和まで 生きて幸せ 八十路坂


【おしらせ】

【 会員だけのメリットですよ!!】

  会員証提示をすれば、割引されます。


(1) 遠鉄グループホテル九重
ウェルシーズン浜名湖

            
(2)坂下スポーツ 雄踏町


(3)東海家具流通センター寝具やカーテン等の販売


(4)クラゼミ大学予備校 …事務局長経由で割引してもらえます。

             TEL/FAX (053)592-1596          

(5)大和屋(お菓子店)雄踏町


(6)丸吉堀江商店シラス 舞阪町


(7)丸山一夫マッサージ 早出町 TEL/FAX(053)461-1677



 会機関紙「繋ぐ」投稿のお願いです。

会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力をしています。

しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。1年に1人1回の
掲載上の制約がありますが、

「散文」「詩」「俳句、短歌、川柳」「ご意見、ご要望」
など、気軽に投稿をお願い致します。
 原稿は年中受付をしております。

※ 原稿の送り先 ※ 〒435-0054 浜松市中区早出町215-8
FAX(053) 462-3633 篠原 浩子

 

平成 30年   第3号(新年)

  

            謹 賀 新 年
     
 役員一同会員の皆様方と共に会の発展のために
頑張って参りましょう。

           NPO浜身協 二橋眞洲男



◆ 三地区ふれあい交流会

11月20日(火)午前10時「愛知県健康の森プラザにて愛知県
 東浦町身障会、愛知県新城市身障会、NPO浜松市身体障害者福祉協議会の三地区ふれあい交流会」がありました。
 三地区会長による挨拶と事業報告がなされ「東浦町身障者
相談員主催の相談コーナへの参加状況、浜身協による
(理事名による色紙あそび)」、新城市身障会による
(障害を克服した体験発表会)」等質問と回答がありました。
最後に「健康維持のための映像による講座」や
「筋トレなどロコモ体操の必要性」が説明されました。
「即実行、そして継続は力なり」です。



◆浜身協 合同バス日帰り研修旅行

 11月3日(土)朝霧公園、山中湖方面なゆた観光バスにて
 38人参加しました。カババス乗車、ガイドさんの説明が楽しく
 良い思い出ができました。


  
「紙 上」 理事の名前あそび

     
  賑やかに        くせつ三年
    晴れの日祝う     らい年こそは
      幸せよ         はやての如く
                     しっそうし

  孫たち育て       ちいさな運を
    素直に強く        ひろいあて
       大きく強く       ロト八億円が大当たり

        二𣘺眞洲男             倉橋千弘


 楽しく          古き代の
    健康で        時代を映す  
     家中で          石垣に
        力を合わせ
    
         
  助けあい       遠い昔が         
    作業し       し  偲ばれる           
      苦労なし       想い出の城

        竹内太作         藤井登志男




  皆誰でも運動良い      神様に
    やっぱり           願いごとより
      自分の身体が心配      このくらし
 
  散歩しても         徳つみあげれば
    だいたい続かない       皆んな
       お前も私も          笑顔に

          宮司貞雄         兼子とみ江



  ハッピーを           幸せは
    背中にしょって        野に山に
     頑張っている人達に      はつらつと
        わけていきたい       ランララと歌い     
                
  広い世界の           瞳かがやかせ
    老若男女が           ロマンスを心に
       幸せになりますように!    この道遙かに 

            長谷川 浩          篠原浩子



【詩】
        今もどこかで   二橋ますお

○ 夢でいいのよ 今夜のことは
  あつい吐息と囁きが
   いまもかすかに ほてりが残る
   あなたが帰る最終電車
  ひとり淋しく夜が更ける

○ 夢でいいのと うなずく私
  儚い想いはとどかない
  今ごろ貴男は どこかの街に
  流れながれて三年三月
  私 忘れた根なし草

○ 今もどこかで あなただけ
  帰り待ってる 私がいると
  夢を見させて いついつまでも

 

【各支部便り】


✤  雄踏舞阪支部        松山 とみ

  「一人暮らし老人と障害者」ふれあい会に参加して

 9月16日(日)雄踏文化センターで「一人暮らし老人と障害者」
 ふれあい会が、雄踏地区社協主催でありました。会場は多くの参加者で
 満席、知り合いに挨拶し席に着きました。軽体操に始まりハーモニカや
 琴の演奏、昼食後はビンゴゲームを楽しみました。倉橋会長さんも見え、
 障害者の方々に会への加入を一人一人に熱心に勧誘していました。
 私は一人暮らしの障害者です。家にいることが多い毎日です。色々な
 人とお話しあい楽しくするのが大切なことと実感した一日でした。
            

✤  細江支部  「今の私」    内山美代子          

  高期高齢者となり何処の病院へ行っても年ですので と言われ
 尚、病気ですから強い薬は出ません。目は見えにくく物がハッキリ見えません。耳は遠くなり膝は痛く正座は出来ず…。60代の頃には想像もしなかったこと。スーパーへ行けばカードが出しにくくお札は重ねて
 出さないように小銭はつかみにくく時間がかかる指紋が減ったのですネ。
 会計する人が後で待っているので慌てます。これが今の私です。


✤ 浜松支部長  浜身協を歩んで  竹内太作

昭和25年、身体障害者福祉法が制定され、26年6月第2回総会が
当時利町公会堂で開催され、参加会員は約80名ぐらいでした。そして
団体の名称を浜松市身体障害者福祉協会となる。当時、浜松職業安定所が遠州には竹材が多く、これを利用して障害者を社会復帰させるため浜松市身体障害者竹工芝補導所を市内紺屋町に空き倉庫借り25年9月 開所され現在の三幸協同制作所になっている。昭和26年4月安定所から浜松身障協会に移管その後身障協会は経営が苦しくなり、28年静岡県身体障害者連合会に移管この間施設は二転三転、昭和29年助信町に県厚生課で古い工場を買っていただき修理して浜松授耺所として発足、浜身協も授耺所を拠点活動することになる。昭和31年10月身体障害者総合訓練大会実施
(これが身体障害者スポーツ大会となる。)

【おしらせ】


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  会員証提示をすれば、割引されます。


(1) 遠鉄グループホテル九重
   ウェルシーズン浜名湖

(2)「浜名湖三ヶ日かんぽの宿」
            

(3)坂下スポーツ 雄踏町


(4)東海家具流通センター寝具やカーテン等の販売


(5)クラゼミ大学予備校 …事務局長経由で割引してもらえます。

             TEL/FAX (053)592-1596          

(6)大和屋(お菓子店)雄踏町



(7)丸吉堀江商店シラス 舞阪町



(8)丸山一夫マッサージ 早出町 TEL/FAX(053)461-1677



☛ 会機関紙「繋ぐ」投稿のお願いです。

会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力をしています。しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。1年に1人1回の
掲載上の制約がありますが、「散文」「詩」「俳句、短歌、川柳」「ご意見、ご要望」
など、気軽に投稿をお願い致します。
 原稿は年中受付をしております。

※ 原稿の送り先 ※ 〒435-0054 浜松市中区早出町215-8
FAX(053) 462-3633 篠原 浩子

 


特別号文 芸 集   ご挨拶  会長 二𣘺眞洲男

 

会員の皆様方には日頃より当会の事業、運営に多大な御支援と御協力を賜り厚く御礼申し上げます。この度、会員皆様より、詩、俳句、短歌などの作品をお寄せいただいて、「つえ」の特別号として文芸集を発行することになりました。発行に際して寄稿されました会員の方々にお礼申し上げます。これからも皆様方からの寄稿を御願い申し上げます。尚、年3回発行の機関紙「つえ」への原稿も、どしどし寄せて下さる事を御願い申し上げて、ご挨拶といたします。

 

目 次            

1. 調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前をつけた香水「ミツコ」に寄せて 会長 二𣘺眞洲男

2. 「 詩 」 積志分会 杉山美栄子


3. 人 生 事務局長 倉橋 千弘


4. 身障福祉会に想う          雄踏舞阪支部長 渥美弥寿男

5.「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部長 堀越 雅次

6.「俳 句」 浜松支部長  竹内 太作

7.「俳 句」 春野支部長 山﨑 正敏

8.「俳 句」 雄踏舞阪支部 中村徳太郎

9.「俳 句」 雄踏舞阪支部 森  敏子

10.「俳 句」 雄踏舞阪支部  小木 静雄

11.「俳 句」 細江支部 野末 菊夫

12.「俳 句」 佐久間支部 塩沢千江子

13.「俳 句」 南部分会 篠原 浩子


14.「川 柳」 雄踏舞阪支部 坂田 武久

15.「川 柳」 雄踏舞阪支部 野田 敏博

16.「短 歌」 龍山支部長 大石 典延

17. 「短 歌」 引佐支部 柴田 由雄

18. 「短 歌」 東分会 藤本 芳子

19. 「短 歌」 雄踏舞阪支部  山下 房子

20. 「短 歌」 三ヶ日支部 山田八十子

 

1. 調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前をつけた香水「ミツコ」

                に寄せて   理事長 二𣘺眞洲男

 

○  フランス生まれの香水に

    あなたの名前が ついています

      男ごころを 惑わすような

        ゲラン「ミツコ」の香りです

○  日本の女の 名前のついた

    フランス生まれの 香水は

      熟(う)れた女性(おんな)に よく似合う

        ゲラン「ミツコ」の香りです    

○  微か(かすか)に匂う 香りに魅かれ

    うしろ姿に 眸(め)をやれば

      別(わか)離(れ)れた女性(ひと)によく似てる

        ゲラン「ミツコ」を想い出す

○  ミツコの香りは あなたの香り

    微かにゆれる 「ミツコ」がゆれる

      「ミツコ」の主を 捜しける  

        「ミツコ」の香りを 捜しける

 

2. [ 詩 ]  雪化粧    積志分会  杉山美栄子   

   久し振りに 雪が舞う   

   舞った翌日の美しさ   

   石ころの 隠れた庭の 美しさ   

   緑と白のコントラスト   

   枯れ木に積もる雪   

   茶色と白のコントラスト   

   本当にすばらしい   

   私も一生雪化粧して 人生を送りた


3. 人 生     事務局長 倉橋千弘

   そんなに 悩んでどうする

   そんなに 悩まなくていいんだよ

   誰だって 間違いはある

   誰だって 失敗はある

   それが人間じゃないか

   人生 悲しい時もあるさ

   人生 泣きたい時もある 死にたい時だってあるさ

   それはそれとして受け止め

   まあいいや 明日は明日の風が吹く

   と 開き直ればいい

   人生は一回こっきり

   泣いて一生過ごすのも人生、笑って一生過ごすのも人生

   どうせ生きるなら

   笑って一生過ごしたいと 私は思う                      

 

4. 身障福祉会に想う   雄踏舞阪支部  渥美弥寿

私は雄踏舞阪支部の責任者を仰せつかり、以後一貫して会員が「生き甲斐を持ち、一日一日を元気に楽しく暮せる事」を狙い健康維持と体力向上にと、五つの部活動(1.グランドゴルフ、2.フライングディスク、3.健康吹き矢、4.頭の体操、5.声の体操)を行っており、これ以外に健康推進会を立ち上げ、三つの部活動を毎週、曜日を決めて健常者と交流し乍ら、楽しく活動しております。しかし、福祉会の役員も高齢者となり、色々問題が有り、健常者の方々にボランテア的に助けて頂いている状態です。皆様方も目的、狙いは同じだと思います。皆さんも色々なイベントに参加しませんか。そして少しでも張り合いを持って活動する事によって身障福祉会の良さが分かると想います。皆さん共に、元気になろう。

5.「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部  堀越雅次  

もうずっと前、庭に衰弱した小鳥を見つけました。パンの耳を小さくちぎり小鳥たちにふるまい始めたのはこの頃からです。最初は警戒しパンを突いたり転がしたりビクビクしておりましたが、すぐ仲良しになりました。朝私が出て行くと小鳥たちは、みかんや柿の木陰で待っています。パンの端をまくと一斉に飛びだして来ます。実に平和でのどかです。一瞬世情を忘れ童心に戻ります。しかし、この楽しさは、すぐに途絶えました。カラスの襲来があったのです。朝出るとカラスが私を待っているのです。これは自然の摂理かもしれませんが、わびしく悲しくなりました。その後は、みかんや柿の崩れたものを輪切りにしています。小鳥たちも喜んで食べてくれます。特にメジロは必ず「つがい」です。周囲を気にしながら食べているのを見ているとほほえましく心から癒されます。今、自然環境が年々悪化し野鳥との共存共栄に暗い影を投げかけています。大きなことは出来ませんが私は私のスタンスで小鳥たちに接し共存出来るよう努力を続ける覚悟です。

 

[俳 句]            浜松支部長 竹内太作

   1. 秋となり すずむしの声 にぎやかに

   2. ハゼ釣りに サオ先にらみ 浜名湖で

   3. みかん狩り どれを取ればと 思案顔

 

[俳 句]            春野支部 山崎正敏

    1.ここ10年 超特急で 年が過ぎ

   2.選挙戦 真実ぼやかす 各政党

   3.自家農園 隣の野菜が 大きく見える

 

 

[俳 句]            雄踏舞阪支部 中村徳太郎

   1.行く年や 冬田にむらがる すずめかな

   2.さんご樹に つがいの目白 宙返り

   3.雨後のあと こぼれ種より 花一輪

 

 

[俳 句]            雄踏舞阪支部 森敏子

   1.正月や 健康祈り 初荷の出

   2.金盞花 夕日を浴びて 曼珠沙華

   3.冬景色 番いの目白 春を待つ

 

[俳 句]            細江支部 野末菊夫

   1.病める身に 精気もたらす 今朝の秋

   2.秋晴れや 湖岸に並ぶ 太公望

   3.古民家に 風格添えし 秋すだれ

 

 

[短 歌]            龍山支部長  大石典延

   1. 強風に ゆらゆらゆれて 花ふぶき 可憐な花弁  皇帝ダリヤ

   2. あちこちに こぼれ種より 芽をふぶく 庭いっぱいに リナレスの花

   3. 昨年の チューリップはや 芽を出して 春よ来い来い 待ちわびる

 

[俳 句]              春野支部   山﨑正敏

   1. 柿の葉の ぱらぱら散るや 秋の風 

   2. 栗の実の 落ちてかくれし 草の下

   3. 夕焼けの 空に二羽飛ぶ 烏あり

 

[川 柳]             雄踏舞阪支部   坂田武久

   1. ここ10年 超特急で 年が過ぎ

   2. 選挙戦 真実ぼやかす 各政党

   3. 自家農園 隣の野菜が 大きく見える

 

[俳 句]                     雄踏舞阪支部  中村徳太郎

   1. 行く年や 冬田にむらがる すずめかな

   2. さんご樹に つがいの目白 宙返り

   3. 雨後のあと こぼれ種より 花一輪

 

[俳 句]          雄踏舞阪支部   森 敏子

   1. 正月や 健康祈り 初日の出

   2. 金盞花 夕日を浴びて 曼珠沙華

   3. 冬景色 番いの目白 春を待つ

 

[短 歌]           雄踏舞阪支部   小木 静雄

   1. 本年も 健康祈り 手を合わせ 浜名の海で 日の出拝まん

   2. わが家の 松の木陰で 雲雀啼き 日々の平穏 祈り佇む

 

[短 歌]           引佐支部   柴田 由雄

   1. 愛しみ 稔夢見て 倍(そだ)てしに 喰いたい奴の 多い山里

   2. 猿が出る 猪も出る 熊までも なぜってあなた ヒトに聴いてよ

   3. 戦いありて 父母知らず 育めり 汝は何故に 葉見ず花見ず

 

[俳 句]    細江支部   野末 菊夫

   1. 病める身に 精気もたらす 今朝の秋

   2. 秋晴れや 湖岸に並ぶ 太公望

   3. 古民家に 風格添えし 秋すだれ

 

[俳 句]    佐久間支部   塩沢千江子

   1. 爽やかに 穫り護手伝ふ 子の返事

   2. 押し花絵 富士の裾野に ふじ袴

   3. アングルに 赤いシャツの 子秋参道

 

[俳 句]           三ヶ日支部   山田八十子

   1 冬枯れの 田中の道を 通院す

   2. 寒明けの ラジオ体操 身の弾み

   3. 梅一つ 八十路の坂も 真近かなり

 

[俳 句]            南部分会    篠原浩子

   1. 藤の葉よ 花咲く日まで 寄り添って

   2. 笛ふけど 踊れぬ友に ただ涙

   3. 君取りし 柿の実アア 鮮やかに

 

[短 歌]  東部支部    藤本芳子

   1. 伊豆の山野辺に 実りし木苺を 君載せましし笑顔と共に

   2. 友人の キッチンから見える 著莪(しゃが)の花 今年もやはり 慎ましく咲き

 

[ 詩 ]  雪化粧    積志分会    杉山美栄子    

   久し振りに 雪が舞う   

   舞った翌日の美しさ   

   石ころの 隠れた庭の 美しさ   

   緑と白のコントラスト   

   枯れ木に積もる雪   

   茶色と白のコントラスト   

   本当にすばらしい   

   私も一生雪化粧して   

   人生を送りたい

 

[川 柳]        雄踏舞阪支部   野田敏博

   1 .サプリより 家庭に一台 血圧計

   2. エステより 日々体重測定 即減量効果

 

[短 歌]             雄踏舞阪支部   山下房子

  1. はるかなる 野辺の山々 真白にぞ 群れなす野鳥 天空に映ゆ

  2. 露おりて 凍れし畑 陽に光る 繁みの奥に 野うさぎ遊ぶ

 

[俳 句]           三ヶ日支部   山田八十子

   1 冬枯れの 田中の道を 通院す

  2. 寒明けの ラジオ体操 身の弾み

  3. 梅一つ 八十路の坂も 真近かなり

 

[俳 句]   南部分会    篠原浩子

  1. 藤の葉よ 花咲く日まで 寄り添って

  2. 笛ふけど 踊れぬ友に ただ涙

  3. 君取りし 柿の実アア 鮮やかに

 

 

 

平成 30年   第2号(10月)

 
◆  市長宛「要望書」提出

①  障害者の社会参加を促進、後押しするという法律のもと、私どもが
参加賞とする行事等に送迎の為の足の確保をお願いしたい年間で
数回の予定です(スクールバスの休日利用の検討を)

②  自動販売機(飲料)の設置を10年来お願いして参りましたが
現在1カ所を有するのみです。本会の取り組みには他の会議で紹介し
高い評価を得ておりますが実籍を残せないまま現在に至っております。将来を見据えて自主財源の確保に向けて少しづつでも頑張って参ります。

③  相談員謝金問題
90名いた相談員は現在約25名(視、聴含)ですが相談支援事業所15カ所計画相談所38カ所が整備され、万全の態勢で対応されています。私ども相談員も事業所と協力して誠意をもって相談者に寄り添いたいと考えています。そこで永年据え置きになっていた謝金の増額をお願いして参りましたが今だに回答を得ていません。
合理化を考えた時には無駄を省き少数精鋭で誠意をもって対応に努めて参りますので意を汲んでいただき謝金の増額をお願い致します。
 
 
◆ 名刺作成

会長、副会長、以下支部長、理事、相談員の全員の名刺を作成し各人
に配布いたしました、有効に使って下さい

◆臨時 三地区交流会開催される



  7月8日(日)定例理事会と同日開催となりました。東浦町から吹き矢     のしっかりとした指導を受けたいという要請がありましたので、新城市にも参加を呼びかけての開催でした。基礎的な考え方から高得点のねらい方など、得点表への記入のしかた等を確認できたのではと考えています。又、交流会の内容がより良くなる様に三地区で工夫をしてお互いの会と会員の皆さんの共に努力していきたいと考えています。
 一部の方の参加でしたが、各地区での指導員として頑張っていただければ幸いです
  


◆ 相談員 研修

 7月31日(火)に浜北文化センターに於いて相談員の行政研修が行われました。浜身協からは全員が参加し福祉行政の変わりゆく現状を勉強いたしました。これからの活動に生かしていただければ幸いです。



◆ 麻雀大会開催

 9月15日(土)雄踏町つるが丘公民館にて会員9名、ボランテイア
8名の協力をえて10時より日ごろの練習の成果と運の良さをかけて交流を深め乍ら4回戦で行いました。結果は次の通りでした。

 1位 山本 巨久 (三ヶ日支部)
 2位 長谷川 浩 (浜松支部)
 3位 織田 直治 (三ヶ日支部)


◆ オセロ大会  

9月25日(火)さつき荘(雄踏)にて10時より毎年恒例のオセロ大会が開催されました。会員9名参加でした。全員が8試合の総当たりで
 行いました。もう少し会員の皆さんの参加を希望します。
結果はジページの通りでした。

   1位   兼子 とみ江 (浜松支部)
  2位   二橋  眞洲男 (三ヶ日支部)
  3位   渥美  潔  (雄踏舞阪支部)
 

お疲れ様でした。


◆  健康吹き矢、フライング.ディスク大会開催

秋の日和りに恵まれた10月7日の日曜日、三方原協働センター体育館に於いて43人の参加者にお集まりいただき吹き矢とF.Dの大会が
開催され日ごろの練習の成果を競い合った結果は下記の通りでした。

【健康吹き矢】       【フライング.ディスク】

1. 堀越 雅次(細江支部)   1. 渥美  潔(雄踏舞阪支部)
2. 井口 定昭(三ヶ日支部)  2. 外山 稔晃(三ヶ日支部)
3. 松山 とみ(雄踏舞阪支部) 3. 長谷川 浩(浜松支部)
4. 宮司 友子(細江支部)   4. 二橋眞洲男(三ヶ日支部)
5. 坪井 幸弘(三ヶ日支部)  5. 兼子とみ江(浜松支部)



これまでと いまと これから  二橋眞洲男


浜身協の会になって早いものでもう12年県福祉会で行っている
イベントは基本的には浜松でも行っていこうと役員及び会員の
皆さんの協力をいただき10月7日にも吹き矢、F.D大会を開催いたしました。リクレーションスポーツ大会、G.ゴルフ大会等も例年どおりの開催予定です。
合併2年目からか3年目から私が会長になったときから会員の
為の会という考えのもと様々なことを改革して参りましたが
大きな反発もなく今日に至っております。
今年の大きな出来事は北遠支部の退会です。
地理的要因と高齢化に依り北遠支部が退会し天竜支部も都合に
より退会致しました。残る支部で頑張って存続していくように
最大限の努力をして参りたいと考えております。
退会の理由として会員の高齢化による会員の減少が最大の問題と
なっておりますが、高齢化に伴い車の運転に支障が出てきたと
いうことで北遠からの参加が難しい状況が続いておりましたが
年度の切り替え時に退会したいという報告を受け、長年協力を
していただいた北遠支部とお別れすることとなりました。
長い間お付き合い有難うございました。
新たな組織(こじんまり)でも役員さん達の協力のもとに
今迄どおり、今迄以上に?頑張って参りますので御協力を
お願い申し上げます。


 晴れの日
   毎日、外で
     しん 深呼吸  気分爽快
       きょう 今日も元気で !!  
                   
【各支部便り】

✤  三ヶ日支部         石田 文男


 2泊3日の予定で秋田へ内孫(小2年、小6年)連れて行きました。三ヶ日を午前5時出発して、中部国際空港7時45分ANA1837便にのりました。天気は快晴でしたので窓からは佐渡ヶ島が見え、中部山岳の谷間には残雪がありました。秋田空港へつきましてレンタカーで男鹿半島を時計回りで、男鹿水族館を見て入道崎灯台は日本海一望を見渡せる景勝地でした。秋田美術館と秋田三大祭りの秋田竿灯祭りを見学、提灯を揺らせ力と技を競う夏の風物詩でした。
            


✤  浜松支部           篠原 浩子

今年の暑さは大変でした。障害者、健常者、老(ろう)略(りゃく)男女(なんにょ)問わず苦労したことと思います。体力の消耗に自分自身嘆かずにはいられませんでした。
でも、浜身協の仕事をすること、皆さんと会えること等々元気をいただきました。最近、秋の気配が感じられホットしているこの頃です。会主催の色々なイベントに参加しましょう。日帰りバス旅行、各種スポーツ
皆様とふれあえることが、楽しみです。


✤支部長便り「本年は仲間づくり」 雄踏舞阪支部長 倉橋千弘   


 支部長は10年ぶりです。昔の懐かしい面々にお願いし15名で最出発しました。初会合では個性豊かな元気印が集まりました。「あの人を会員に。誘ったら」とか「集まるのが楽しい会にしたいネ」等々それぞれがつぶやきました。そして「ゆったりとした心と心が結びつくような温かな会」にする事を皆で誓いました。本年は仲間づくりです。絶好の機会が訪れました。民生委員が主催する「障害者と一人暮らし老人のお楽しみ会」が雄踏文センターで開かれます。私共が知らない多くの障害者の皆さんが集まります。会のチラシを作成し一人一人にお渡し真心を込めて「仲間になって」
と訴えます。善意あふれる会にしたいと希望に燃えています。

【おしらせ】

【 会員だけのメリットですよ!!】



  会員証提示をすれば、割引されます。


(1) 遠鉄グループホテル九重
ウェルシーズン浜名湖


(2)「浜名湖三ヶ日かんぽの宿」

            

(3)坂下スポーツ 雄踏町



(4)東海家具流通センター寝具やカーテン等の販売


(5)クラゼミ大学予備校 …事務局長経由で割引してもらえます。

             TEL/FAX (053)592-1596          

(6)大和屋(お菓子店)雄踏町



(7)丸吉堀江商店シラス 舞阪町



(8)丸山一夫マッサージ 早出町 TEL/FAX(053)461-1677



 会機関紙「繋ぐ」投稿のお願いです。

会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力をしています。しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。1年に1人1回の
掲載上の制約がありますが、「散文」「詩」「俳句、短歌、川柳」「ご意見、ご要望」
など、気軽に投稿をお願い致します。
 原稿は年中受付をしております。

※ 原稿の送り先 ※ 〒435-0054 浜松市中区早出町215 篠原 浩子

 



特別号文 芸 集       ご挨拶      会長 二𣘺眞洲男

会員の皆様方には日頃より当会の事業、運営に多大な御支援と御協力を賜り厚く御礼申し上げます。この度、会員皆様より、詩、俳句、短歌などの作品をお寄せいただいて、「つえ」の特別号として文芸集を発行することになりました。発行に際して寄稿されました会員の方々にお礼申し上げます。これからも皆様方からの寄稿を御願い申し上げます。尚、年3回発行の機関紙「つえ」への原稿も、どしどし寄せて下さる事を御願い申し上げて、ご挨拶といたします。

目 次            

1.調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前をつけた香水「ミツコ」寄せて       会 長 二𣘺眞洲男

2. 「 詩 」 積志分会 杉山美栄子

3. 人 生 事務局長 倉橋 千弘  身障福祉会に想う  雄踏舞阪支部長 渥美弥寿男

「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部長 堀越 雅次

「俳 句」 浜松支部長  竹内 太作

「俳 句」 春野支部長 山﨑 正敏

「俳 句」          雄踏舞阪支部 中村徳太郎.

「俳 句」 雄踏舞阪支部 森  敏子

「俳 句」 雄踏舞阪支部  小木 静雄

「俳 句」 細江支部 野末 菊夫

「俳 句」 佐久間支部 塩沢千江子

「俳 句」 南部分会 篠原 浩子

「川 柳」 雄踏舞阪支部 坂田 武久

「川 柳」 雄踏舞阪支部 野田 敏博

「短 歌」 龍山支部長 大石 典延

「短 歌」 引佐支部 柴田 由雄

「短 歌」 東分会 藤本 芳子

「短 歌」 雄踏舞阪支部  山下 房子

「短 歌」 三ヶ日支部 山田八十子

 

1. 調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前をつけた

 香水「ミツコ」に寄せて         理事長 二𣘺眞洲男

 

○  フランス生まれの香水に

あなたの名前が ついています

男ごころを 惑わすような

ゲラン「ミツコ」の香りです

 

○  日本の女の 名前のついた

フランス生まれの 香水は

熟(う)れた女性(おんな)に よく似合う

ゲラン「ミツコ」の香りです    

 

○ 微か(かすか)に匂う 香りに魅かれ

うしろ姿に 眸(め)をやれば

別(わか)離(れ)れた女性(ひと)によく似てる

ゲラン「ミツコ」を想い出す

 

○ ミツコの香りは あなたの香り

微かにゆれる 「ミツコ」がゆれる

「ミツコ」の主を 捜しける 

「ミツコ」の香りを 捜しける

 

2. [ 詩 ]  雪化粧    積志分会  杉山美栄子    

 

久し振りに 雪が舞う   

舞った翌日の美しさ   

石ころの 隠れた庭の 美しさ   

緑と白のコントラスト   

枯れ木に積もる雪   

茶色と白のコントラスト   

本当にすばらしい   

私も一生雪化粧して 人生を送りた

 

3. 人 生     事務局長 倉橋千弘

そんなに 悩んでどうするそんなに 悩まなくていいんだよ誰だって 間違いはある誰だって 失敗はあるそれが人間じゃないか人生 悲しい時もあるさ人生 泣きたい時もある 死にたい時だってあるさそれはそれとして受け止めまあいいや 明日は明日の風が吹くと 開き直ればいい人生は一回こっきり泣いて一生過ごすのも人生、笑って一生過ごすのも人生どうせ生きるなら笑って一生過ごしたいと 私は思う                      

4. 身障福祉会に想う   雄踏舞阪支部  渥美弥寿男

私は雄踏舞阪支部の責任者を仰せつかり、以後一貫して会員が「生き甲斐を持ち、一日一日を元気に楽しく暮せる事」を狙い健康維持と体力向上にと、五つの部活動(1.グランドゴルフ、2.フライングディスク、3.健康吹き矢、4.頭の体操、5.声の体操)を行っており、これ以外に健康推進会を立ち上げ、三つの部活動を毎週、曜日を決めて健常者と交流し乍ら、楽しく活動しております。しかし、福祉会の役員も高齢者となり、色々問題が有り、健常者の方々にボランテア的に助けて頂いている状態です。皆様方も目的、狙いは同じだと思います。皆さんも色々なイベントに参加しませんか。そして少しでも張り合いを持って活動する事によって身障福祉会の良さが分かると想います。皆さん共に、元気になろう。

4.「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部  堀越雅次  

もうずっと前、庭に衰弱した小鳥を見つけました。パンの耳を小さくちぎり小鳥たちにふるまい始めたのはこの頃からです。最初は警戒しパンを突いたり転がしたりビクビクしておりましたが、すぐ仲良しになりました。朝私が出て行くと小鳥たちは、みかんや柿の木陰で待っています。パンの端をまくと一斉に飛びだして来ます。実に平和でのどかです。一瞬世情を忘れ童心に戻ります。しかし、この楽しさは、すぐに途絶えました。カラスの襲来があったのです。朝出るとカラスが私を待っているのです。これは自然の摂理かもしれませんが、わびしく悲しくなりました。その後は、みかんや柿の崩れたものを輪切りにしています。小鳥たちも喜んで食べてくれます。特にメジロは必ず「つがい」です。周囲を気にしながら食べているのを見ているとほほえましく心から癒されます。今、自然環境が年々悪化し野鳥との共存共栄に暗い影を投げかけています。大きなことは出来ませんが私は私のスタンスで小鳥たちに接し共存出来るよう努力を続ける覚悟です。

[俳 句]            浜松支部長 竹内太作

1. 秋となり すずむしの声 にぎやかに

2. ハゼ釣りに サオ先にらみ 浜名湖で

3. みかん狩り どれを取ればと 思案顔

[短 歌]            龍山支部長  大石典延

1. 強風に ゆらゆらゆれて 花ふぶき 可憐な花弁  皇帝ダリヤ

2. あちこちに こぼれ種より 芽をふぶく 庭いっぱいに リナレスの花

3. 昨年の チューリップはや 芽を出して 春よ来い来い 待ちわびる

[俳 句]              春野支部   山﨑正敏

1. 柿の葉の ぱらぱら散るや 秋の風 

2. 栗の実の 落ちてかくれし 草の下

3. 夕焼けの 空に二羽飛ぶ 烏あり

[川 柳]             雄踏舞阪支部   坂田武久

1. ここ10年 超特急で 年が過ぎ

2. 選挙戦 真実ぼやかす 各政党

3. 自家農園 隣の野菜が 大きく見える

[俳 句]                     雄踏舞阪支部  中村徳太郎

1. 行く年や 冬田にむらがる すずめかな

2. さんご樹に つがいの目白 宙返り

3. 雨後のあと こぼれ種より 花一輪

[俳 句]          雄踏舞阪支部   森 敏子

1. 正月や 健康祈り 初日の出

2. 金盞花 夕日を浴びて 曼珠沙華

3. 冬景色 番いの目白 春を待つ

[短 歌]           雄踏舞阪支部   小木 静雄

1. 本年も 健康祈り 手を合わせ 浜名の海で 日の出拝まん

2. わが家の 松の木陰で 雲雀啼き 日々の平穏 祈り佇む  

[短 歌]           引佐支部   柴田 由雄

1. 愛しみ 稔夢見て 倍(そだ)てしに 喰いたい奴の 多い山里

2. 猿が出る 猪も出る 熊までも なぜってあなた ヒトに聴いてよ

3. 戦いありて 父母知らず 育めり 汝は何故に 葉見ず花見ず

[俳 句]    細江支部   野末 菊夫

1. 病める身に 精気もたらす 今朝の秋

2. 秋晴れや 湖岸に並ぶ 太公望

3. 古民家に 風格添えし 秋すだれ

[俳 句]    佐久間支部   塩沢千江子

1. 爽やかに 穫り護手伝ふ 子の返事

2. 押し花絵 富士の裾野に ふじ袴

3. アングルに 赤いシャツの 子秋参道

[短 歌]  東部支部    藤本芳子

1. 伊豆の山野辺に 実りし木苺を 君載せましし笑顔と共に

2. 友人の キッチンから見える 著莪(しゃが)の花 今年もやはり 慎ましく咲き

[ 詩 ]  雪化粧    積志分会    杉山美栄子    

久し振りに 雪が舞う   

舞った翌日の美しさ   

石ころの 隠れた庭の 美しさ   

緑と白のコントラスト   

枯れ木に積もる雪   

茶色と白のコントラスト   

本当にすばらしい   

私も一生雪化粧して   

人生を送りたい

[川 柳]        雄踏舞阪支部   野田敏博

1 .サプリより 家庭に一台 血圧計

2. エステより 日々体重測定 即減量効果

[短 歌]             雄踏舞阪支部   山下房子

1. はるかなる 野辺の山々 真白にぞ 群れなす野鳥 天空に映ゆ

2. 露おりて 凍れし畑 陽に光る 繁みの奥に 野うさぎ遊ぶ 

[俳 句]           三ヶ日支部   山田八十子

1 冬枯れの 田中の道を 通院す

2. 寒明けの ラジオ体操 身の弾み

3. 梅一つ 八十路の坂も 真近かなり

[俳 句]   南部分会    篠原浩子

1. 藤の葉よ 花咲く日まで 寄り添って

2. 笛ふけど 踊れぬ友に ただ涙

3. 君取りし 柿の実アア 鮮やかに

 

平成 30年   第1号 (6月) 

 

 


◆ 機関紙の題字変更

長い間使用して参りました題字を「つえ」から「繋ぐ(つなぐ)」に
6月号より変更いたします。合併前より引き継いで使用して参りましたが本会の現状を踏まえ、変更することになりました。
本会の役員と会員とを「つなぐ」会員同志を「つなぐ」そんな役目を少しでも果たしたいとの思いを込めての題字の変更です。会員の皆さんに
読んでもらいたい一心で発行して参りますので宜しくお願い申し上げます。


◆ 日身連加盟問題について

1月14日(日)の定例理事会に於いて今後の本会の立ち位置について説明がありました。役員がそれぞれの思い自由に発言し意見を交えました。
後日アンケート用紙がFAXで届き各自の意見を添えて返送いたしました。
集計の結果全員が日身連には加盟しなくても良い。県福祉会にも再加入することなく浜松独自路線でとのことでした。
結論を日身連に回答せよとの事ですので早速文章にして加盟取り下げの手続きを致しました。県福祉会には2月3日(土)の時点で状況報告は済ませてあります。

◆ 中日新聞 都田新印刷工場見学

1月15日(月)理事会恒例行事の一つとして社会勉強を積み重ねております。
昨年は県 地震防災センターの見学と遠州灘の防潮堤工事の見学を致しました。最新の印刷機の性能の高さには只々驚くばかりで役員の皆さん真剣に聞き入り質問をしておりました。新聞に眼を通して記事の読み方が少し変わるかも知れません。


◆ 新年麻雀大会開催

 1月27日(土)雄踏町つるが丘公民館ホールにて新年麻雀大会を16名の選手を迎え開催しました。ボランテア会員の御厚意により「のびのびとゆったり」麻雀を楽しみました。大会は4回戦で行われ倉橋千弘さんが
優勝しました。

◆ 県・ボーリング大会参加
  
2月4日(日)県・福祉会ボーリング大会が清水ヤングランドで開催
され70名の選手が参加しました。優勝、準優勝は静岡市の聴覚障害者の
選手でした。3位に原田今朝男さん(浜松支部)が入賞いたしました。
大会はレベルが高く平均200点以上でないと上位に入賞出来ません。


◆ 日身連加盟問題決着
 
(日身連加盟を辞退し、県福祉会に再加入せず)
2月4日(日)県福祉会ボーリング大会に合わせて県福祉会岩瀬会長
飯塚事務局長、当会二橋会長、倉橋事務局長が集まり「日身連加盟に
ついて」話し合いました。二橋会長から加盟について今までの経緯と
当会としての結論を下記の通り県福祉会側に伝えました。

(1) 日身連に加盟するには事務を執る事務所が必要、年会費20万円
年間運営費として約600万円が必要となります。ここ10年間にわたり事務所拠点確保と運営費捻出について浜松市と協議して
参りましたが難航し現在も結論が出ていません。先行き不透明です。

(2) 日身連加盟によるメリットはジパング収入として20万円、
それ以上 会及び会員にはメリットがありません。会員が毎年減少し役員が高齢化し会運営のための交通手段にも支障があり現在は会の維持に精一杯であります。体力的に余裕がありません。日身連加盟はとても無理です。

(3) 県福祉会に再加入する場合、県福祉会分担金として100万円以上の
負担金が生じます。浜松市からの補助金が約100万円ですのでとても無理です。また、県福祉会と同様のイベントをおこなっておりますので県への再加入の必要がないと考えます。

以上のような状況なので役員理事と協議した結果、「日身連加盟を
辞退し、県福祉会にも再加入しないと言う結論を得ました。本会が自立して会運営をしていく」と言う事なりました。
「ジパングの取扱い、カタログ販売の斡旋」などを協議し県福祉の理解を得ました。


◆囲碁、オセロ大会  

2月10日(土)さつき荘(雄踏)にて毎年恒例の囲碁、オセロ大会が開催され11名の参加のもと熱戦が展開され下記の通りの成績でした。
オセロは誰にでも出来る簡単なゲームです。
より多くの会員の皆さんに参加していただきたいと願っています。

  【囲碁の部】   1位  鈴木  榮(浜松)
           2位  坪井 幸弘(三ヶ日)
           3位  三室 豊広(天竜)
【オセロの部】    1位  兼子とみ江(浜松)
           2位  二橋眞洲男(三ヶ日)
           3位  篠原 浩子(浜松)

◆  カラオケの集い開催

2月15日(木)シダックス住吉店でカラオケの集いが開催され13名が参加しました。94歳の雄踏舞阪支部の内山京子さんの大きな歌声に
大拍手、それぞれ特徴のある歌声に酔いしれました。来年は「シダックスが9月に開催する敬老慈善カラオケに合わせて本会のカラオケの
集いを行いたい」との二橋会長の提案に賛同し帰途につきました。

◆  三地区交流会開催

3月8日(木)かんぽの宿浜名湖三ヶ日にて本会と新城市、
東浦町との交流会が行われました。午前10時より三地区の特色ある
活動報告、或いは魅力ある会の運営等の思いを語って貰い今後の活力の
源としていきたい、願っている様な満足できる懇談ではなかったものの今後に期待したい。午後は地元のボランティアを招き、演劇「赤城山」とマジック、3組目は河津桜色のお揃いのブラウスで大正琴の演奏に聞き耳を立てて満たされた時間を過ごすことが出来ました。終了後の感想を伺ったところ大変良かったと喜んでくれました。皆さんの御協力
ありがとうございました。約80名の参加者を戴きました。

◆ R.スポーツ大会開催

3月25日(日)恒例のリクレーションスポーツ大会が大勢の会員の
皆さんの参加で盛大に(三方原協働センター体育館)開催されました。新種目に変更になった競技もあり障害者が楽しく競技できる様に順位
を競うのではなく競技を楽しく工夫していただけるように考えています。お昼休みには情報交換をしたり親睦を深められたらと考えています。会への御意見、要望等もお届けいただければ幸いです。

◆ イオン黄色いレシートキャンペン

各支部の皆さんにご協力いただき29年度の集計結果として91,400円の報告がありました。
4月14日(土)にイオン シンフォニーコートに於いて贈呈式が行われ
二橋会長以下3名が出席いたしました。後日(一週間以内)イベント
参加賞、事務用品等をいただき会の運営に役立ててまいります。
本会の投函箱は13番になりました。
御協力よろしくお願い致します。



                     
【各支部便り】

✤  雄踏舞阪支部         坂田武久

  幼少の頃、脊髄カリエスを患い、小学校は殆んど病院暮らしでした。そんな中で将棋を習い大好きになりました。へぼ将棋ですが、県大会では入賞したことがあります。さて、今は将棋ブーム、中学生棋士藤井6段の登場です。
NHK日曜将棋選手権では、手筋、手筋の連発、受けに受け、
しびれました。私も、将棋を生涯の友として「人間万事塞翁が馬」の「馬」の「角」の妙手(みょうしゅ)を考えています。楽しい毎日です。                     



✤  細江支部           安井久子

月日のたつのは早いもので、あちらこちらで桜の便りも聞かれる頃と
 なりました。今年は早い様で我家の畑の桃も満開を過ぎましたが満開の時期に畑へ仕事に行くと心をなごませてくれました。今年の1月24日に は私達、支部で新年会が催されました。雪がちらつく寒い日でしたが大勢の会員の皆さんが出席されました。町の「みおつくし」センターで健康吹き矢、フライングディスク、ビンゴ等で楽しく遊びました。
昼食には、久しぶりに逢った人、それぞれに思い出話に花を咲かせ楽しい
一日を過ごす事が出来ました。こうして会の行事の出来る時は今後とも
皆さんお互いに体に気を付け元気に交流を楽しみに日々感謝して暮らして行きましょう。


✤  引佐支部          猿田京一

 支部長になって2年余りになります。活動してくれる人は5~6人と変わらないです。三地区交流会に付きましては手品、寸劇、大正琴、中でも大正琴が一番良かったと思いました。イベントが年4回ありますので会員が増え活動に参加して行きたいと思います。



【おしらせ】

【 会員だけのメリットですよ!!】



  会員証提示をすれば、割引されます。


(1) 遠鉄グループホテル九重
ウェルシーズン浜名湖


(2)「浜名湖三ヶ日かんぽの宿」

            

(3)坂下スポーツ 雄踏町



(4)東海家具流通センター寝具やカーテン等の販売


(5)クラゼミ大学予備校 …事務局長経由で割引してもらえます。

             TEL/FAX (053)592-1596          

(6)大和屋(お菓子店)雄踏町



(7)丸吉堀江商店シラス 舞阪町



(8)丸山一夫マッサージ 早出町 TEL/FAX(053)461-1677



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会機関紙「繋ぐ」には、会員皆様方の作品を多く掲載したいと日夜努力をしています。しかし、投稿される方が限定してしまい苦慮しています。1年に1人1回の
掲載上の制約がありますが、「散文」「詩」「俳句、短歌、川柳」「ご意見、ご要望」
など、気軽に投稿をお願い致します。
 原稿は年中受付をしております。

※ 原稿の送り先 ※ 〒435-0054 浜松市中区早出町215-8 篠原 浩子

 

 

 




特別号文 芸 集



      ご挨拶      会長 二𣘺眞洲男


会員の皆様方には日頃より当会の事業、運営に多大な御支援と
御協力を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、会員皆様より、詩、俳句、短歌などの作品をお寄せいただいて、「つえ」の特別号として文芸集を発行することになりました。
発行に際して寄稿されました会員の方々にお礼申し上げます。
これからも皆様方からの寄稿を御願い申し上げます。
尚、年3回発行の機関紙「つえ」への原稿も、どしどし
寄せて下さる事を御願い申し上げて、ご挨拶といたします。











目 次
            
調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前をつけた香水「ミツコ」寄せて
会 長
二𣘺眞洲男

2. 「 詩 」 積志分会 杉山美栄子
3. 人 生 事務局長 倉橋 千弘

身障福祉会に想う          雄踏舞阪支部長 渥美弥寿男

「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部長 堀越 雅次

「俳 句」 浜松支部長  竹内 太作

「俳 句」 春野支部長 山﨑 正敏

「俳 句」          雄踏舞阪支部 中村徳太郎

「俳 句」 雄踏舞阪支部 森  敏子

「俳 句」 雄踏舞阪支部  小木 静雄

「俳 句」 細江支部 野末 菊夫

「俳 句」 佐久間支部 塩沢千江子

「俳 句」 南部分会 篠原 浩子

「川 柳」 雄踏舞阪支部 坂田 武久

「川 柳」 雄踏舞阪支部 野田 敏博

「短 歌」 龍山支部長 大石 典延

「短 歌」 引佐支部 柴田 由雄

「短 歌」 東分会 藤本 芳子

「短 歌」 雄踏舞阪支部  山下 房子

「短 歌」 三ヶ日支部 山田八十子



1. 調香師ゲラン(フランス)が日本の女性の名前を
つけた香水「ミツコ」に寄せて 理事長 二𣘺眞洲男

○  フランス生まれの香水に
あなたの名前が ついています
男ごころを 惑わすような
ゲラン「ミツコ」の香りです

○  日本の女の 名前のついた
フランス生まれの 香水は
熟(う)れた女性(おんな)に よく似合う
ゲラン「ミツコ」の香りです

   ○ 微か(かすか)に匂う 香りに魅かれ
うしろ姿に 眸(め)をやれば
別(わか)離(れ)れた女性(ひと)によく似てる
ゲラン「ミツコ」を想い出す

○ ミツコの香りは あなたの香り
微かにゆれる 「ミツコ」がゆれる
「ミツコ」の主を 捜しける
   「ミツコ」の香りを 捜しける

2. [ 詩 ]  雪化粧    積志分会  杉山美栄子

   久し振りに 雪が舞う
   舞った翌日の美しさ
   石ころの 隠れた庭の 美しさ
   緑と白のコントラスト
   枯れ木に積もる雪
   茶色と白のコントラスト
   本当にすばらしい
   私も一生雪化粧して 人生を送りた
3. 人 生     事務局長 倉橋千弘

そんなに 悩んでどうする
そんなに 悩まなくていいんだよ
誰だって 間違いはある
誰だって 失敗はある
それが人間じゃないか
人生 悲しい時もあるさ
人生 泣きたい時もある 死にたい時だってあるさ
それはそれとして受け止め
まあいいや 明日は明日の風が吹く
と 開き直ればいい
人生は一回こっきり
泣いて一生過ごすのも人生、笑って一生過ごすのも人生
どうせ生きるなら
笑って一生過ごしたいと 私は思う


                     
4. 身障福祉会に想う   雄踏舞阪支部  渥美弥寿男


私は雄踏舞阪支部の責任者を仰せつかり、以後一貫して会員が「生き甲斐を持ち、一日一日を元気に楽しく暮せる事」を狙い健康維持と体力向上にと、五つの部活動(1.グランドゴルフ、2.フライングディスク、3.健康吹き矢、4.頭の体操、5.声の体操)を行っており、これ以外に健康推進会を立ち上げ、三つの部活動を毎週、曜日を決めて健常者と交流し乍ら、楽しく活動しております。しかし、福祉会の役員も高齢者となり、色々問題が有り、健常者の方々にボランテア的に助けて頂いている状態です。皆様方も目的、狙いは同じだと思います。皆さんも色々なイベントに参加しませんか。そして少しでも張り合いを持って活動する事によって身障福祉会の良さが分かると想います。皆さん共に、元気になろう。



4.「野鳥との共存共栄をめざして」 細江支部  堀越雅次

 もうずっと前、庭に衰弱した小鳥を見つけました。パンの耳を小さくちぎり小鳥たちにふるまい始めたのはこの頃からです。最初は警戒しパンを突いたり転がしたりビクビクしておりましたが、すぐ仲良しになりました。朝私が出て行くと小鳥たちは、みかんや柿の木陰で待っています。パンの端をまくと一斉に飛びだして来ます。実に平和でのどかです。一瞬世情を忘れ童心に戻ります。しかし、この楽しさは、すぐに途絶えました。カラスの襲来があったのです。朝出るとカラスが私を待っているのです。これは自然の摂理かもしれませんが、わびしく悲しくなりました。その後は、みかんや柿の崩れたものを輪切りにしています。小鳥たちも喜んで食べてくれます。特にメジロは必ず「つがい」です。周囲を気にしながら食べているのを見ているとほほえましく心から癒されます。
今、自然環境が年々悪化し野鳥との共存共栄に暗い影を投げかけています。大きなことは出来ませんが私は私のスタンスで小鳥たちに接し共存出来るよう努力を続ける覚悟です。



[俳 句]            浜松支部長 竹内太作

1. 秋となり すずむしの声 にぎやかに
2. ハゼ釣りに サオ先にらみ 浜名湖で
3. みかん狩り どれを取ればと 思案顔


[短 歌]            龍山支部長  大石典延

1. 強風に ゆらゆらゆれて 花ふぶき 可憐な花弁  皇帝ダリヤ
2. あちこちに こぼれ種より 芽をふぶく 庭いっぱいに リナレスの花
3. 昨年の チューリップはや 芽を出して 春よ来い来い 待ちわびる


[俳 句]  
            春野支部   山﨑正敏
1. 柿の葉の ぱらぱら散るや 秋の風 
2. 栗の実の 落ちてかくれし 草の下
3. 夕焼けの 空に二羽飛ぶ 烏あり


[川 柳]             雄踏舞阪支部   坂田武久

1. ここ10年 超特急で 年が過ぎ
2. 選挙戦 真実ぼやかす 各政党
3. 自家農園 隣の野菜が 大きく見える


[俳 句]                     雄踏舞阪支部  中村徳太郎

1. 行く年や 冬田にむらがる すずめかな
2. さんご樹に つがいの目白 宙返り
3. 雨後のあと こぼれ種より 花一輪


[俳 句]          雄踏舞阪支部   森 敏子

1. 正月や 健康祈り 初日の出
2. 金盞花 夕日を浴びて 曼珠沙華
3. 冬景色 番いの目白 春を待つ


[短 歌]           雄踏舞阪支部   小木 静雄

1. 本年も 健康祈り 手を合わせ 浜名の海で 日の出拝まん
2. わが家の 松の木陰で 雲雀啼き 日々の平穏 祈り佇む


 [短 歌]           引佐支部   柴田 由雄

1. 愛しみ 稔夢見て 倍(そだ)てしに 喰いたい奴の 多い山里
2. 猿が出る 猪も出る 熊までも なぜってあなた ヒトに聴いてよ
3. 戦いありて 父母知らず 育めり 汝は何故に 葉見ず花見ず


[俳 句]    細江支部   野末 菊夫

1. 病める身に 精気もたらす 今朝の秋
2. 秋晴れや 湖岸に並ぶ 太公望
3. 古民家に 風格添えし 秋すだれ


[俳 句]    佐久間支部   塩沢千江子

1. 爽やかに 穫り護手伝ふ 子の返事
2. 押し花絵 富士の裾野に ふじ袴
3. アングルに 赤いシャツの 子秋参道


[短 歌]  東部支部    藤本芳子

1. 伊豆の山野辺に 実りし木苺を 君載せましし笑顔と共に
2. 友人の キッチンから見える 著莪(しゃが)の花 今年もやはり 慎ましく咲き




[ 詩 ]  雪化粧    積志分会    杉山美栄子

   久し振りに 雪が舞う
   舞った翌日の美しさ
   石ころの 隠れた庭の 美しさ
   緑と白のコントラスト
   枯れ木に積もる雪
   茶色と白のコントラスト
   本当にすばらしい
   私も一生雪化粧して
   人生を送りたい


[川 柳]        雄踏舞阪支部   野田敏博

1 .サプリより 家庭に一台 血圧計
2. エステより 日々体重測定 即減量効果


[短 歌]             雄踏舞阪支部   山下房子

1. はるかなる 野辺の山々 真白にぞ 群れなす野鳥 天空に映ゆ
2. 露おりて 凍れし畑 陽に光る 繁みの奥に 野うさぎ遊ぶ 


[俳 句]           三ヶ日支部   山田八十子

1 冬枯れの 田中の道を 通院す
2. 寒明けの ラジオ体操 身の弾み
3. 梅一つ 八十路の坂も 真近かなり


[俳 句]   南部分会    篠原浩子

1. 藤の葉よ 花咲く日まで 寄り添って
2. 笛ふけど 踊れぬ友に ただ涙
3. 君取りし 柿の実アア 鮮やかに